1372億円外資マネー
獲得マニュアル

地方の赤字ベンチャー会社… が、1372億円の外資マネー獲得した「この方法」伝授したく候…
「見たことがある」とか「知っている」とは経験したことがある。と置き換えることができるかもしれない。
経験は重要だ。 なぜなら人間は自分が経験した範囲内のことでしか成功イメージは掴めないからだ。 これは何を意味するか? そう。人間誰しも自分の限界を自分で決めているのだが、その限界とは自分が観たこと(経験したこと)がベースになっているのだ。
つまりほとんどの方は自分が観たことがない世界(の話)を信じることはないし、そもそもそんな世界(貴方が観たことがない世界)など存在しない。とすら思っている。なぜなら経験したことがないからだ。(日本人はよく、「ピンとこない…」という表現を使う。この表現はこの点を揶揄しているわけだ)
私はここで断言しよう。 日本ばかりに住んでいる日本人の多くは日本(の中)での現実しか知らない。極端な話、この世の中、日本以外に世界はない…とさえ思っている方も少ないように(私には)思えてしまうことも。 結果的に、日本での今の現実こそが現実(つまり自分がアジャストしなくてはならない世界であり全て)であり、仮にそれに異を唱えたところで、それこそ現実的ではない… よって異を唱えることはしない。なぜなら(繰り返すが)それは現実的ではない(と多くの日本人が思っている)からだ。
ここまで読んでみて、もし貴方が少なからずや私の意見に賛同してくれるならば、私はそんな貴方にこそ、この本を読んでもらいたいと思っている。
そう。これは貴方の人生であり、貴方がどのような考えやスペックを持ち、どのような考えでどのような道に進むのか?… は貴方自身で「能動的に」決めるべきものなのだ。 なんびとも、おのおののライフステージを決定するにあたり、単純に「今」直面?している現実「だけ」を直視し、その現実「だけ」に適当にアジャストする… 結果的にそれが自分のライフステージになった… と「受動的」な発想で決定していく。などという「狭い」発想はそもそも間違っているし、そもそもそのような自分で自ら(自分が知らない世界では全然違う世界があり、更にその世界の方が実は成功できるチャンスが多い…とした場合)機会を損失してしまうような… 考え方に固執する必要などそもそもないのだ。
例えていうならば、「足が先天的に速い」人はたまにいる。
この場合、この足が速い人(仮に高校生だと仮定しよう)が、例えば、「サッカー」だけしかしたことがない。そして世の中にはサッカーしかスポーツがない。が、確かに足は超絶早い。が、あまりにもドリブルが下手すぎて、、結果として、いつもベンチスタート、、という状況だとしたらどうであろう? このサッカー青年は将来プロになりたい!と希望に燃えている。 が、自分は高校レベルでも結果を出せていない、、、よって、プロにはなれそうもない… と、将来を悲観して考えている。。と仮定した場合。
ここで貴方は彼にどんなアドバイスをするか?
そうなのだ。この「サッカー青年」の心理状態はまさしく、今の日本の中小企業、ベンチャー企業なのだ。 彼らの多くは苦しんでいる。それは彼らのレベル(俊足)のレベルが低い(つまり大して速くない)?から?では無論ない。そうではなく、「世の中にはサッカーしかスポーツはない…」と思っている(信じ込んでしまっている)から苦しんでいる。 俯瞰的に分析すると、ただそれだけの話なのだ。
足が早い?でもドリブルがダメ? ならドリブル不要なラグビーならどうよ? そもそもハードルなど陸上で行けば? あるいは、「プロ野球」は今、盗塁のスペシャリストが(チームではベンチでも)侍JAPANに入る時代なのだ。。。
そう。これはつまり、中小、ベンチャー企業が、日本だけでの資本(獲得)、日本のマーケット(だけ)での経営… しか眼中にない。(なぜなら取引先は日本の企業しか観えないし、あたかも世の中に存在するのは日本という国だけだと頑なに信じている?ような行動パータンに陥っているからに他ならないからだ… 私からすると、そっちの方が問題がなのだ。
が、そういうと、私は多くのケースで以下のような反論や批評を受けることになる… そうはいうけど、現実は現実だ。現実とは我々中小、ベンチャー企業家は、日本でしか資本(資金ではなく)を獲得できないし、そもそも日本以外(つまり海外)で経営する資金力もなく、またそんな人材はほとんど中小やベンチャーには来ない。よって理想と現実のギャップの話をしてもしょうがない…と。
あるいはこんな意見もあるかもしれない。 日本でもイマイチ?なレベル(同業の大手に勝てる状況ですらない…)なのに世界で通用するわけがない… そんな状態で海外で取引しようと誰が思うのか?…と。
なるほど、一見この反論は正論に聞こえる。が、ここで私の経験をお話しよう。(詳細は拙書に譲るが)私は海外の通常資本家と呼ばれている方々(つまり投資銀行やVC)の代表(ほとんど全て上場会社の代表権者)と今まで200回以上サシ商談してきた。そして今のところ、ほぼ全て成功(資本提供の合意)させてきた。これは何を意味しているか? 彼ら(海外投資銀行側)こそは日本の中小ベンチャー企業のことを(私の意見を申し上げるならば多くのケースで自国での日本の銀行や投資家よりも)より認めている。よって評価も高くまた決断も速い。のだ…
詳細は拙書に譲るが、一点だけ申し上げるのならば、日本の中小ベンチャー企業は非常に金儲けが下手だ。一方の海外の投資銀行が非常に上手い。
そして日本の中小ベンチャー企業(特にモノ造り企業)の製品はほぼどの分野でも世界トップクラスだ。海外の投資銀行は大きな金融市場をなりわいにすることも助力し、この分野では世界でのトップクラスだ。そして大化けするのでは???と思う投資先を「常に」探している…が彼ら肝心の投資先に「日本企業」はほとんどない…のだ。
つまり、これこそガラパゴス諸島?と同じではないか?と思ってしまうほど、お互いがお互いの存在を知らない… とそんな状態がずっと続いているのだ…
この「二大巨頭」がタイアップするとどうなるか? その答えが拙書だ。書いてある内容は原則全ては私が経験してきた内容だ。
世の中には自分が知らない世界はある。日本の外側で起こっているあるマニアックな事実を知ることで、日本というシステム(だけ)に今まで盲目的にアジャストしてきた… この本を読んでもらうことにより、そんなコスパの低さにきっと愕然とすることだろう。が、一方で、この事実を知った後の(「逆」カルチャー)ショック(つまり反動)は相当なものになるだろう。 その点については私が今からお約束しておく。